但馬の家は昔から、近くにある土で壁を塗り、石を組み、木を切り、家を建ててきました。しかし、建築が工業化していく過程で、より便利なようにと使われた材料からシックハウスなどの問題が出てきたのです。そこで、再び自然素材が注目され始めました。
近くの材料を使うということは地元産業の活性化にもつながりますが、環境への負荷も少ないのです。例えば地元の木材を使うことによって山が元気なりますし、材料の移動のためのエネルギーも少なくてすみます。自然にあるもの、できるだけ近くで産するものを使っていきたいと思います。
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